糖尿病予備軍のアナタに教える! ~今からでもできる予防法とは?~

糖尿病の目安は血糖値

最近健康診断を受けると、これは糖尿病の目安となりますと検査値の隣に書かれているものがいくつかあるような気がするのだけど、なんで沢山種類があるの?と思われた方いらっしゃるのではないでしょうか。
実を言うと、これらの検査値は、それぞれ違う意味を持っているものなのです。だから全部の検査値が異常値だから糖尿病と診断されるのではなく、1つでも異常値があれば、糖尿病の可能性が高いと診断されてしまうのです。

各種血糖値の違い

昔からよく知られているのは、空腹時血糖値でしょう。空腹時血糖値とは、おなかの中が空腹の状態の時に測られる血糖値です。

血糖値は、食後に高くなり、食前つまりお腹が空いているときには低くなります。この時点で血糖値が異常値であれば、一日通して血糖値が異常であり、糖尿病と疑われます。
皆さんが、健康診断の前日夜より絶飲食とされるのは、空腹時血糖が健康診断の採血検査値の項目に入っている可能性が高いです。

空腹時血糖を測ったりすると言う事は、もしかするとお腹いっぱいの時の血糖を測ったりもするの?と思われた方、なかなか勘が鋭いですね。
随時血糖値というものも存在します。これは食事の影響を全く考慮せず、採血し測定します。

正常値の上限というものが存在しており、それを越してしまうとはやり糖尿病の可能性が高くなります。この場合は、空腹時は血糖値が正常なんだけど、随時で血糖値を測ると高くなってしまうという、隠れ糖尿病の方を発掘するのに有効ですね。
もう少し精密な測定方法ですと、空腹時にブドウ糖液を一気飲みし、その糖分をどれだけインスリンが分解できているか、血液中に糖分がどれだけ残っているかを採血し測定する「ブドウ糖負荷試験」というものもあります。

最近良く見るHbA1cってなんだろう

いや、血糖値の測定ではなく、HbA1cという暗号の様なパスワードの様なものが書かれていて、横に数値があるのだけど、これは血糖値とは違うの?と思われた方。
これはHbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)と読みます。ヘモグロビンって血液の中にながれている物質で酸素と結合して、体の隅々まで運ぶ役割をしているのですが、糖分とも結合してしまいます。

これをHbA1cと呼び、ヘモグロビンの総量に対するHbA1cの比率が検査値として記載されているんですね。ちなみに、HbA1cは赤血球の寿命における血糖値に比例します。赤血球は約4カ月の命です。そしてその中でも特に直近1~2カ月前の血糖値の数値を反映していますので、HbA1cはアナタの1~2か月前の血糖値を反映した検査値となっているのです。

このHbA1c、実を言うと今まで測定されていませんでしたが、特定検診(メタボ検診)が始まった際に、空腹時血糖かHbA1cかいずれかを測定するという決まりになったために、非常にお目見えする事になりました。

いずれにしろ、検査値の種類はあっても、どれかに該当してしまうと糖尿病の可能性大と判断され、治療開始となってしまう事がほとんどですので、全部の値が正常値である規則正しい生活を送ることがベストですね。

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